サーフボードが手に入ったのなら、波とビーチについて学ぶ絶好のタイミングです。
たらこ君無事に目当てのサーフボードが手に入ったから、早速海に行きたいなあ!
紅子さんいきなり大きな波には乗れないのだから、ちゃんと調べて行かないと危険じゃない?
アロハ!びる診療所(@biru_shinryoujo)です。
サーフボードが手に入ったのなら、早速海に行って波に乗る練習を開始したいと思う方も多いかも知れません。
事前に、どれくらいの大きさの波に乗りたいのか。どこに行けば波に乗れるのか。を明確にイメージして目当ての波のある場所を目指しましょう。
今回は、サーファー歴2年。サーフィンに行きたい気持ちが強すぎて、仕事の日まで波のあるビーチ探しをしてしまう、びる診療所が
波をリサーチする方法をお教えいたします。
びる診療所軽めな読み物です👆これを読めば、波の大きさとビーチの選び方がわかります。
波の大きさとビーチについて知ろう
波の大きさと呼び方
サーフィンをするには、自分の持つサーフボードに合う大きさの波がある場所に行き、波を捕まえて初めて乗ることができます。
・波を作り出す要素には
・ビーチの面する方向
・ビーチに対する波の向き(どんな方向から波が打ち寄せているのか)
・波の力強さ(ウネリ)
・風の向き
・風の強さ
大きくこの5つの要素があります。
波の大きさは大きいものから順に
・頭
・肩
・胸
・腹
・腰
・腿
・膝
・脛
と体の部位の名前で表されます。
例えば、「今日は、肩くらいの波に乗りたいなあ。」と思えば、波の向きと波の力強さ(ウネリ)、風の向きの全てが肩の大きさの波にあった条件が揃うビーチを選ぶことで始めて、肩の大きさの波に乗ることができます。
・セット
また海には、ある一定のタイミングだけ、見積もった大きさ以上の大きな波が来る”セット”と呼ばれる波のボーナスタイムがあります。
ビーチの中には、波が立つ条件が全く揃わない。もしくは揃いにくいビーチもあります。闇雲に手当たり次第ビーチを訪れるのは、時間と労力の無駄遣いになってしまいます。
サーフスポット
波が立つ条件が整いやすいビーチを選ぼう
サーフィンは大きな波が立つことが少なく、流れの少ない、穏やかな海で行うのは極めて難しいスポーツです。
夏の海水浴場を思い出してみてください。波は穏やかで、子供たちも安心して遊ぶことができます。しかし、海にサーファーがいるイメージは少ないのではないでしょうか?
ハワイのように浜辺に近い場所の波は穏やかで、浜辺から離れた沖に向かうと、波の立つ条件が揃うビーチであれば、海水浴とサーフィンの両方取りができます。
残念ながら、日本にはハワイと同じような条件のビーチは極めて少ないです。そこでサーファーたちが利用するのがサーフスポット(波が立つ条件が整いやすいビーチ)です。
ローカル
場所ごとではありますが、サーフスポットにはローカル(その地域の人々の)文化というサーフィン特有の文化が存在しています。
ローカル文化の例
・ローカル(その地域の人々)が乗っている波は横取りしてはならない。
・ローカルが波の一番乗りやすいポジションを優先的に使用できる。
・ローカル以外は、一番波の立つポジションの周辺でサーフィンをしてはならない。
・ローカル以外は、そのビーチでサーフィンをしてはならない。
・ローカル以外は、その駐車場に停めてはならない。など…
あくまでもローカル文化は、暗黙の了解で行われることが多いです。
その地域の人々が近隣の海のゴミ拾いなどの活動を始め、大切に海の手入れを行なっていることに対する、リスペクト(敬意の念)によって生まれた文化でもあります。
現在、この文化が色濃く残るビーチは少ないですが、サーフィンをするにあたってトラブルの絶えない事柄の一つでもあります。
自分の目的地としたビーチが、ローカル色(文化の色濃さ)の強いビーチなのかもリサーチとしては欠かせません。
何よりも、初心者はローカルとして、そのビーチを普段から利用している人々や既にサーフィンをしていて、ローカル文化に詳しい人々とともにサーフィンを始めることをお勧めします。
まずは、サーフショップで仲間を集めることから始めましょう。
びる診療所の愛用ツール
たらこ君僕、理科が苦手で天気図なんて読めないんだあ。
紅子さん私は、ある程度読めるけど波があるビーチを当てれるかは不安だわ。
天気図は、毎日のニュースや理科の科目で一度は目にしたことがある方も多いかと思います。ですが、出てくる記号や用語は意識しないと頻繁に使うことのないものばかり。波があるか無いかを知るためだけに、小学校の教科書を引っ張り出してくるのも気が引けますね。
そんな時に役立つのが、波予想アプリ。月額制・年会費を払うことが必要ですが使うか使わないかでは、的中率に大きな差が出るでしょう。
・波予想アプリの種類
・ウィンディー(無料)
波情報だけでなく、天気や海のコンディションまで細かくわかる。
・BCM(月額360円/年額4400円)
イラストなどを使用し見やすく分かりやすい。情報の精度も高いためアマチュアからプロまで幅広くユーザーに愛されている。
・なみある?(月額360円/年額3600円)
“BCM”と同様、見やすく分かりやすい。情報の精度も高くアマチュアからプロまで幅広く使用されている。
・波伝説(ベーシックコース月額480円/スーパーライブ!コース月額960円)
文字情報が多い波情報アプリ。“BCM”と”なみある?”に比べると情報量は少ない印象。
波予想アプリを導入することで、間違った情報や不十分な波予想で目的地に向かったけど、予想が外れて波がないためサーフィンが出来ない。という交通費と時間の無駄を防ぐことが出来ます。
・びる診療所の場合
・ウィンディー
・BCM有料版
の2つを使っています。中でもBCMを主に使っています。有料版ならではの機能である、自分がよく通うビーチを登録し、天気・波の状況予測をサーフィンに行く日に向けて、リサーチします。
ウィンディーは、風や波の動きのあるディスプレイで時間ごとの状況変化の予想を見ることができます。サーフィンに行くことが決まっていないけど海の様子が気になる時に、使用しています。
ウィンディーの予想が良ければ、BCMも確認し、突如サーフィンの予定を決める場合もあります。
おすすめは
ウィンディー(無料アプリ)と有料アプリの2つ装備。
これによって格段に予想を外してしまう回数は減ることでしょう。
まとめ
今回は、波の大きさとその呼び方とローカル文化、おすすめの波予想アプリについてのお話でした。
波の大きさは大きいものから順に
頭→脛まで体の部位の名前で8段階の大きさに分けられる。
波の大きさは
・ビーチの面する方角
・ビーチに対する波の向き(どんな方向から波が打ち寄せているのか)
・波の力強さ(ウネリ)
・風の向き
・風の強さ
風と波のコンディション(5つの要素)によって決まる。
サーフスポットではローカル文化に気をつけて、事前に情報を得よう。
初めのうちは、ローカル文化に詳しい人と行くのが吉。
波のあるビーチ探しに欠かせないのが波予想アプリ
おすすめはこの4つ
・ウィンディー(無料)
・BCM(有料)
・なみどこ?(有料)
・波伝説(有料)
びる診療所は、ウィンディー(無料アプリ)とBCM(有料アプリ)の2つを使ってるよ!
無駄な時間・労力・お金をかけないためにも、ウィンディー(無料)と有料アプリのコンボがおすすめ。
サーフボードを手に入れたら、波を予想してルールを守って、最大限にサーフィンを楽しみましょう!
人生は冒険だ。今日も健康に!
では、また!