たらこ君GWも終わって夏らしくなってきたね!もう皆行ってるし、僕もサーフィンに行ってこよう!
オーナー夏にかけて海も賑やかになってきてるから、ルールを守って気をつけて遊ぶんだよ。
アロハ!びる診療所(@biru_shinryoujo)です。
今年こそサーフィンを始めたい!そんな思いでサーフィン用品を揃えて、海に行く準備をされる方も少なくないでしょう。
今回は、サーフィン初心者の心得ておくべきこと
サーフィンは、今でこそマリンスポーツとして定着して来ていますが、ルールや文化は独特な部分も持ち合わせています。
びる診療所これを読めば、一通りサーフィンの心得を知ることができます。ベテランサーファーへの第一歩を踏み出しましょう!
抑えておこう!初心者の心得!
サーフィンのルール
たらこ君さっき波に乗ってる人とぶつかりそうになった。乗るならちゃんと前を見て乗って来てほしいなあ。
オーナーコラコラたらこ君。怒ってはいけないよ。苛立つ気持ちもわかるけど、その状況でルール違反は君の方だよ。
波に乗っている人が最優先
サーフィンを始めると、乗れる波は片っ端から捕まえて乗ってやりたい気持ちになります。
しかし、人が乗っている最中の波は絶対に乗ろうとしてはいけません。
岸に向かいながら波は山のような形に盛り上がってきます。そして岸近くになると、その山が崩れて右に行く波と左に行く波の2つの波に分かれるのです。
サーファーが我こそはと狙うのは、山が崩れる瞬間の一番高い位置。これをピーク(トップ)といいます。
1つの波に乗れるのはピーク(トップ)が崩れる(波が割れる)位置にいた2人のサーファーだけです。
一人は右に向かって、もう一人は左に向かって進むのが、この場合最も望ましい形です。
例えば、2人とも同じ方向に進んでしまうと後ろの人が前の人に追いついて衝突する危険性が出てきます。
また、既に人が乗っている波に後から乗ろうとするのも、既に乗ってる人が後から乗った人に衝突する危険性があります。(この行為を”前乗り”と言います。)
・前乗り(ドロップイン)
既に人が乗っている波に後から乗ろうとする行為
車や自転車では、乗っている人が前を横切った人にぶつかった場合、乗っている人に非があるとみなされます。
しかし、サーフィンでは乗っている人にぶつかった人が非があるとみなされるのです。
初心者は、この感覚の違いがまだ備わって無いがために、せっかく楽しく始めたサーフィンで嫌な思いをしてしまうことに繋がり兼ねません。
皆が安全に気持ちよくサーフィンができるように、前乗り(人の乗っている波を奪い取る)は絶対にやめましょう。
サーフショップの役割
たらこ君サーフィン用品をインターネットで買ったけど、イマイチしっくりこないんだよなあ。
オーナー僕が言うのもなんだけど、サーフィン用品こそサーフショップで買ったほうがいいよ。身長や体重の誤差で選ぶものが変わってくるのがサーフィン用品なんだ。
サーフィン用品はサーフショップで揃えよう
サーフボードは、もともと身長と体重を目安にオーダーメイドして作るのが一般的です。それでこそ、初めて自分に合う板が手に入ります。
また、その他のサーフィン用品も自分の板の素材に合うものを選んでいかなければなりません。
サーフィンブランドも様々であり、ブランドの垣根を超えて相性の良い商品を選ぶのはとても難しいです。
また、サーフショップは情報交換や仲間との交流の場でもあります。自分がよく利用するサーフショップに取り扱いのあるブランドの商品を購入して仲間との絆を深めていくのがおすすめです。
ノーペインノーゲイン、痛みなくして利得なし。という言葉があるようにサーフショップでの支出より多くの情報や素敵な仲間との出会いが待っていることでしょう。
サーフィン用品を揃えるタイミングは、サーフショップとのコミュニケーションを取る良い機会です。気軽に近くのサーフショップを訪れて、サーフィン用品について質問してみましょう。
サーフィンスクールを受講しよう
たらこ君サーフィン用品はオーナーに見てもらって一式揃った!さあ海に行くぞお!
オーナーちょっと待って!たらこ君!ここのビーチは、初心者が気軽に入るとトラブルになるかもしれない。僕がスクールでどこで入ればいいか、サーフィンの基本とともに教えるよ!
サーフィンスクールで基本とマナーを学ぼう
ビーチの中には、ローカル(その地域の人々の)文化というサーフィン独特の文化が根付いていることがあります。
その地域に元々いた人々がビーチを綺麗に掃除し、周囲の人々との均衡を保ちながらサーフスポットとして守り抜いてきた精神に対するリスペクトが生んだのがローカルルールです。
ローカルルールとは
・ローカル(その地域の人々)が乗っている波は横取りしてはならない。
・ローカルが波の一番乗りやすいポジションを優先的に使用できる。
・ローカル以外は、一番波の立つポジションの周辺でサーフィンをしてはならない。
・ローカル以外は、そのビーチでサーフィンをしてはならない。
・ローカル以外は、その駐車場に停めてはならない。など…
初心者が知らずに入った海で、ローカルとトラブルを起こしてしまい、楽しく始めたサーフィンに対してトラウマを作ってしまう場合もあります。
その場所ごとのローカルについての情報は、サーフショップのオーナーさんやベテランさんに聞くのが良いでしょう。
ベテランさんの中には、そのビーチでローカルとしてサーフィンをされている方もいるかもしれません!
先ずは、サーフィンスクールを受講して、サーフィンの基本とローカルの集まる場所、初心者の集まる場所を明確に教えて貰いましょう。
初めは初心者が集まる場所で練習を行い、上手くなるにつれてローカルと折り合いをつけながら、ローカルが集まる場所を使わせて貰うことをおすすめします。
ソフトボードに乗ってみよう
たらこ君サーフボードをオーナーの店で注文したいんだけど、ショートがいいかな。それともロング?
オーナーショートもロングもいいけど、初めはソフトボードで波を捕まえる練習をしたらどうかな?
迷ったらソフトボードに乗ってみよう
サーフボードは、どれも壊れやすくて高価という何とも初心者泣かせな特徴を持ち合わせています。
初心者リーマンくん高いお金を払って買ったのに、ぶつけて壊れてしまうといけないから、練習するのが怖くて仕方がない。
そんな、初心者の方も少なくないのではないかと思います。
初心者の皆さんにはソフトボード(スポンジボード)というサーフボードをおすすめします。
ソフトボードは、サーフボードよりも安価で手に入り、壊れにくい。そして何より、初心者でも簡単に波に乗りやすい特徴があります。
ソフトボードの特徴
スポンジ素材でできていて壊れにくい 浮力(水に浮く力)に特化したボード。
動作性(波の上でどれだけ動きやすいか)は 極めて少ない。
比較的、安価で手に入る。
ソフトボードでガシガシ練習を重ねながら、自分にとって最もスタイルが合うサーフボードは何かを考えてみてください。スタイルが定まったら目当てのサーフボードを購入しましょう。
自分のサーフボード購入の判断材料としても経験しておくと良いボードでもあります。
ソフトボードは、サーフィンスクールで無料レンタルをしているショップもあります。お近くのサーフショップに事前に問い合わせておくのが良いでしょう。
びる診療所おすすめソフトボード
初心者リーマンくん近くにサーフショップが無くて行けない。でもサーフィンに挑戦したい。
という方へ
初心者の頃サーフィンスクールを何度かハシゴし、多数のソフトボードを乗り比べた僕が、中でも最も多くのショップで取り扱っており、初心者がレベルアップするのにもってこいのブランドを2つおすすめします。
今回は、どちらのブランドも将来的にショートボード・ロングボードのどちらにでもシフトできるようなサイズ感。そして、実際に僕が初心者の時期に使用したことがあるものに限定して取りあげます。
またソフトボードのオーダーメイドは非常に少なく、既製品の中から選ばれても機能面・乗りやすさ共に問題なく使用していただけます。
・ソフトボードを選ぶ時の目安体重
サイズ(ft)→目安体重(kg)
5.0ft→60kg前後まで
6.0ft→70kg前後まで
7.0ft→80kg前後まで
8.0ft→90kg前後まで
9.0ft→100kg前後まで
・ソフテックRoller6.0ft
とても乗りやすく、基本を学ぶことができるソフトボード。初心者でも比較的簡単に波を捕まえることができモチベーションも上がります。6.0ftの大きさであれば、男性・女性どちらでも乗りやすく感じて頂けるでしょう。最も多くのサーフショップで取り扱いのあるボードです。僕が参加した全てのスクールで貸し出しされていました!乗り心地も良く、何よりも初心者の僕にサーフィンの楽しさを教えてくれたボードです。
・ミックファニングBEASTIE6.6ft
3年連続サーフィンワールドチャンピオンに輝いたサーファーが手掛ける、グッドデザイン賞も受賞した最高のソフトボード。ソフテックよりも高価なボードではありますが、実際のサーフボードにも使われているEPSという樹脂を使用し、フィンも通常のサーフボードに使用されるfcsllというブランドのものを使用しています。より実践的な高級ソフトボード。仲良くなったサーフショップのオーナーさんに頼んで乗らせてもらいましたが、波を捕まえやすいのに波に乗る感覚はショートボードのように動きやすい印象です。高級なので、スクールでの貸し出しは少ないかもしれないです。
しかし何よりも一番は、近くのサーフショップでオーナーおすすめのソフトボードを選ぶことを強くおすすめします。
まとめ
今回は、サーフィン初心者の心得!初めの頃はサーフィンをよく知る人と行動しよというお話でした。
・サーフィンのルール前乗りとは
人が乗っている波には、絶対に乗らない。乗っている人に近寄らない。安全第一。
・サーフショップの役割
サーフィン用品の情報やサーフィン仲間との繋がりの架け橋になる場所。沢山利用して信頼関係を築こう!
・サーフィンスクールは技術と文化の学びの場
サーフィンの技術は勿論、その地域のローカルルールや初心者が始める場所を習おう!
・迷ったらソフトボードに乗ろう
波に乗りやすく、頑丈でコスパもよい。初心者ウェルカムなサーフボードの最適解!
びる診療所おすすめのソフトボードはこちら
・ソフテックRoller6.0ft
・ミックファニングBEASTIE6.6ft
初心者は、一人でサーフィンに行こうとせず、サーフィンをよく知る信頼できる人と共に行くようにしましょう。
今年の皆さんの夏が、サーフィンで更に素敵な夏になることを願って!ルールを守って楽しく上達しましょう!
人生は冒険だ。今日も健康に!
では、また!